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  • 投稿日

    2022/8/5

  • 更新日

    2022/11/21

  • 用具

【プロ監修】卓球ラケットの選び方と種類別おすすめ人気ランキング30選【初心者向けから戦型別まで】

 未就学児から後期高齢者まで幅広い年代に愛されるスポーツ、卓球。日本国内の競技人口はおよそ30万人、愛好家も含めると日本の卓球人口は1000万人とも言われています。2021年の東京オリンピックでは日本代表が混合ダブルスで金メダルを獲得するなど、日本国内でもその人気と注目度は高まるばかり。そんな卓球をプレーするのに絶対に欠かせないアイテムがラケットです。

 今回はそんなラケットについて、日本代表のある森薗政崇選手が大解剖!ラケットの種類や特徴について分かりやすく解説をしていただきます。

 その他にも卓球ラケット100種類以上試打した経験のある用具マニア・細井悠太氏とミングルス編集部が選ぶおすすめラケット30本を、戦型別や初心者向け、レベルやプレースタイルに合わせた形で紹介していきます。

 ※中には生産が終了している商品も含まれておりますので、あらかじめご了承ください。

森薗政崇 選手
解説

森薗政崇 選手

1995年4月5日生まれの27歳。東京都西東京市出身。青森山田高校、明治大学卒。BOBSON所属。中学1年から大学4年まで10年間、ドイツ・ブンデスリーガでプレーし、2018-19シーズンからはTリーグ岡山リベッツでプレー。男子ダブルス最高世界ランク1位。

細井悠太 氏
監修

細井悠太 氏

『良い用具は上達を手助けする』『適人適材』『良い技術をもっとより良く』をモットーに日々様々な用具を知り、情報を集める卓球用具マニア。百数十種類のラケット、数百種類のラバーを試打。力は下手の横好きながら都内や埼玉で日々練習中。

目次[ 閉じる ]

【ラケットの種類・持ち方】

卓球のラケットには大きく2種類の持ち方があります。手で握手をするようにラケットを握る「シェークハンド」、ペンを持つようにラケットを握る「ペンホルダー」です。「シェークハンド」と「ペンホルダー」とは別に、拳銃を握るようにラケットを握る「ピストル型」、手鋸を握るような「ハンドソウ」などの「異質型」と呼ばれる持ち方も存在します。

卓球はテニスから派生したスポーツなので、元々はグリップを握る形の「シェークハンド」の握り方のラケットしかなかったと言われています。それが日本のような箸を持つ文化のある国に入ってきたことで、「ペンホルダー」のような形のラケットが誕生したようです(※諸説あり)。

・シェークハンド

 現在、卓球をプレーしている多くの選手がシェークハンドでプレーしており、握り方の主流であると言えます。シェークハンドが多くの選手から支持される理由としては、ラバーを両面に貼ることができるメリットを生かし、フォアハンド・バックハンドの両方のプレーがしやすいことが挙げられます。

 デメリットとしては、ラバーを両面に貼るのでラケットの重量が重くなりやすいということと、ミドル(ラケットの持ち手側の脇あたり)処理が難しい、フォアハンドのクロスとストレートの打ち分けがしにくく、サーブなどでラケットの持ち方を変えなければ回転をかけにくいケースがあることなどが挙げられます。

・ペンホルダー

 ペンホルダーは大きく分けて「日本式ペンホルダー」と「中国式ペンホルダー」の2つに分けることができます。指でラケットをつかみ、支えるグリップです。基本的には片面のみにラバーを貼り、その面のみを使用してフォアハンドとバックハンドの両方を打球します。フォアハンドとバックハンドの切り返しがスムーズなシェークハンドに比べ、ペンホルダーは指でラケットを支えていることで台上の操作性に優れ、細かい技術がやりやすいというメリットがあります。

 デメリットとしては、シェークハンドよりもバックハンドの技術が乏しく、ラケットのヘッドが下がるのでフォアハンドで下回転サーブが出しにくいなどの点が挙げられます。

 最近は日本式ペンホルダーの弱点を補うため、日本式ペンホルダーでも両面にラバーを貼ったり、中国式ペンホルダーで裏面打法(バックハンドドライブ)を用いてシェークと同じようなバックハンドの打法を習得している選手もいます。

 若年層ではペンホルダーでプレーしている人は少ないですが、年代が上がっていくほどペンホルダーの割合は多くなっていく傾向にあり、60代以上の方は過半数がペンホルダーでプレーをしていると言われています。

【グリップの種類】

 卓球ラケットの握る部分のことをグリップと呼びます。グリップの形状にもいくつか種類があり、グリップ選びもラケットを決める上での重要なポイントとなってきます。シェークハンド用のラケットのグリップとして主流になっているのは「フレア」と「ストレート」の2つです。使用している割合は少ないですが、他にも「アナトミック」や「コニック」などのグリップがあります。ペンホルダー用のグリップは「日本式ペンホルダー」と「中国式ペンホルダー」の2種類に分けられます。この項目ではシェークハンド用のグリップとペンホルダー用のグリップをそれぞれ紹介していきます。

シェークハンド用グリップ

・フレア

 グリップの付け根部分がくびれていて、先端部分が広がっているものを「フレア」と呼びます。付け根部分が細くなっていることで握りやすく、深く強く握ることができるので安定性やコントロール性を求める人にはおすすめです。シェークハンド用のラケットのグリップとしては一番多くの人に使われていると言われています。

・ストレート

 グリップ部分がくびれておらず、先端から付け根まで真っすぐになっているものを「ストレート」と呼びます。握りの自由度が高いグリップなので、台上処理やグリップをよく変える人にはおすすめです。

・アナトミック

 グリップの中央部分が膨らんでいるものを「アナトミック」と呼びます。手のひらにあたる部分が膨らんでいるので、隙間なくしっかり握ることができます。しっかり握ってパワーを発揮したいという人におすすめです。

・その他

 グリップの先端部分に向かって直線的に裾が広がっていくスカートのような形状のものを「コニック」と呼びます。裾広がりになっている点では「フレア」と同じですが、「コニック」は真っすぐ広がっている形状というのが特徴です。「ストレート」のグリップの中で、グリップの先端部分に向かうにつれて厚みが増しているものを「ストレートインクライン」と呼びます。一般的に浸透しているグリップではなく、商品化されたラケットは非常に少ないと言われています。

ペンホルダー用のグリップ

 ペンホルダー用のグリップは「日本式ペンホルダー」と「中国式ペンホルダー」の2種類に分けられます。

・日本式ペンホルダー

 ブレードの形状から角型・角丸型・丸型などに分けられ、グリップ部分にコルクなどが使用されています。ラケットの先が四角くなっているものが多いのも日本式ペンホルダーの特徴です。日本や韓国などの東アジアで使用する選手が多く、長方形のラケットを振ることで遠心力が発揮され、フォアハンドの威力が出やすくなっています。片面のみにラバーを貼ることが多くなるため、必然的に威力の出しやすいフォアハンドで動いて打つ事が多くなることも大きな特徴と言えます。

日本式ペンホルダーのうち、反転しても持ちやすいように設計され、両面にラバーを貼ることができるようにしたラケットは「反転式ペンホルダー」と呼ばれています。通常の日本式ペンホルダーとは違い、グリップの両面にコルクなどを使用して持ち替えやすいようにしているラケットになります。

・中国式ペンホルダー

 シェークハンドの柄を短くしたような形状をしており、ブレードの形状や厚さはシェークハンドとほとんど同じものが多いです。ラケットの先が四角くなっている日本式ペンホルダーに比べて、中国式ペンホルダーはラケットの先が丸くなっているのが特徴です。両面にラバーを貼ることができるので、ペンホルダーの操作性を維持しながらシェークハンドのようなバックハンド技術も使うことができるラケットとなっています。

【ラケットの板構成】

 ラケットは主に木材を原料として作られています。一枚の板から作られる「単板ラケット」と複数の板を貼り合わせて作られる「合板ラケット」の2種類に分けることができます。この項目では「単板ラケット」と「合板ラケット」のそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

単板ラケット

 単板は檜や桂などの木材から作られるラケットで、球が吸い付くような打球感と1枚の木材から作られていることによる軽さが大きな特徴です。その軽さゆえに板を厚くしないと弾みが弱く、板自体も割れやすい・壊れやすいというデメリットもあります。単板ラケットは基本的に日本式ペンホルダー用のラケットとして作られており、シェークハンド用のラケットでは、ラバーを両面に貼ることで総重量が重くなってしまうため、ほとんど作られることはありません。檜を使った単板ラケットは、独特の打球感に加え堅さと反発力のバランスが非常に良いので、ペンホルダーのドライブ主戦型の選手などに人気があります。

合板ラケット

 合板ラケットは複数の板を組み合わせて1つにしているラケットです。檜や桂などの木材から1枚のラケットを作る単板ラケットに対し、合板ラケットは異なる特性の木材を組み合わせて作られます。木材の他にも特殊素材を組み合わせることができるので、組み合わせによってさまざまな打球感や弾みを表現することが可能です。シェークハンド用や中国式ペンホルダー用のラケットはほとんど合板で作られています。5枚合板と7枚合板の2種類が主流ですが、枚数が少ないものだと3枚合板、枚数が多いものだと17枚合板(木材+特殊素材)というラケットが存在します。一般的に、組み合わせる枚数が多くなるほど重く、弾むようになる為、上級者向けのラケットになっていくと言われています。

 合板の構成は5枚合板の場合、中芯材を2枚の添材で挟み、さらにその添材を2枚の上板で挟む構成になります。中心材はラケットの基盤となる木材で、ラケットに占める割合が高いため軽量材が使用されることが多くなります。中心材の使用木材や厚さなどによって、弾みの度合いなども異なってきます。一方、添材と上板は堅さと反発力とのバランスをとるために用いられるものです。上板については、ラバーを貼り替える際に木材が割れて剥がれるのを防ぐため、堅い木材が使用されることが多くなります。

・3枚合板

 中芯材と2枚の上板で構成されています。合板の枚数が少なく強度で劣るため、中芯材の厚さを確保したり、特殊素材を入れることで弾みを出しているラケットです。

・5枚合板

 中芯材と2枚の添材、さらに2枚の上板で構成されています。中芯材の木目が縦目のため堅さと反発力のバランスがよく、ブレードの薄型化が可能なラケットです。個々の商品によって特徴が異なり、商品数も多いため、戦型を問わず初心者から上級者まで多くの人に使用されています。

・7枚合板

 中芯材と4枚の添材、さらに2枚の上板で構成されています。それぞれのラケットによって特徴が違いますが、比較的ラケットが厚くなる傾向があるので、堅さと反発力が高くなり重量も重くなります。

【木材の種類】

 ラケットで使用される木材は、単板では檜や桂が使用されることが多いです。合板では中芯材には桐・バルサ材・柳・シナ材・アバシ・アユース・サンバなどの軽量な木材を使用、添芯材には檜・リンバ・パイン・アユース・スプルース・染色材などを使用、上板にはリンバ・コト・ウォルナット・檜・アユース・染色材が多く使用されています。合板の中芯に使われていることが最も多い桐は軽量の割に球を掴む感覚に優れ、高い操作性と弾みが特徴。プラスチックボールでは球威を出すことができます。

【特殊素材について】

 ラケットの材料は天然木材である必要がありますが、素材の15%以内であれば接着層に木材以外の繊維材料を使用することが認められています。航空機の材料にも使用される炭素繊維(カーボンファイバー)や防弾ベストなどにも使用されるザイロン、アリレート(ベクトランファイバー)・ケブラー・ガラス繊維(グラスファイバー)などの特殊素材を使用したラケットも開発されています。その他にも、異素材を組み合わせた製品も存在します。カーボンファイバーとアリレートを合わせたアリレートカーボンや、ZLCと称されるザイロンとカーボンを合わせた素材、ケブラーとカーボンを合わせたケブラーカーボン。テキサリウム・シルバーカーボン・バサルトファイバー・チタン・セルロースナノファイバー・テキストリームなどさまざまな種類の特殊素材が存在しています。

 ラケットに特殊素材を組み合わせることで、木材のみで作られたラケットよりも弾みが増し、ラケットのスイートスポットも広くなります。しかし、特殊素材を使用することにより、木材本来の打球感とは異なる打球感となり、弾みの緩急がつけにくいというデメリットもあります。特殊素材の配置パターンとしては、上板と添芯の間に配置するアウターと、中芯と添芯の間に配置するインナーがあります。アウターは弾みと球離れがよくなり、インナーは木材寄りの打球感になるという特徴があります。

【編集部のおすすめラケット30選】

 ここからは卓球用具マニア・細井悠太氏とミングルス編集部が選ぶおすすめの卓球ラケット30選を紹介します。シェークハンド攻撃型向け・シェークハンドカットマン向け・日本式ペンホルダー向け・中国式ペンホルダー向け・初心者向けなど、さまざまなタイプに合わせたラケットをピックアップ。自分のスタイルやレベルに合うラケットが必ず見つかるはずですので、ぜひチェックしてください!

シェークハンド攻撃型向けのラケット

[VICTAS]スワット

https://shop.mingles.jp/SHOP/4213.html

 2020年12月に発売された[VICTAS]スワットは、木材の打球感を最大限に生かし、広いスイートスポットが特徴の人気ラケットです。7枚合板で操作性が高く、幅広いスタイルにマッチする高い性能を誇ります。高性能にもかかわらず価格もリーズナブルなので、トップ選手からも愛用されている名作です。

弾み:○  球持ち:○ 打球感:普通~少し硬め 

[STIGA]クリッパーウッド

https://shop.mingles.jp/SHOP/1205.html

 スウェーデン製の[STIGA]クリッパーウッドは木材ラケットの最高峰です。威力のあるボールが打ちやすい7枚合板で、スピード感と打球感が抜群。ドライブ、スマッシュ、どんな技術にでも使いやすい名作ラケットです。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:硬め

[Butterfly]ビスカリア

https://shop.mingles.jp/SHOP/709.html

 [Butterfly]ビスカリアは、数あるラケットの中でアリレートカーボンが初めて搭載されたラケットです。攻守のバランスに優れ、その性能の高さから今もなお世界中の多くのトップ選手から愛用されている製品です。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め、特殊素材感強め

[Nittaku]アコースティック

https://shop.mingles.jp/SHOP/2541.html

 [Nittaku]アコースティックは表面にギターの絵が描かれているおしゃれなラケット。弦楽器に使う接着方法が採用されているこちらのラケットは「弦楽器シリーズ」とも呼ばれており、木材ならではの素晴らしい打球感も魅力の一つ。攻守のバランスがいいことから多くのトップ選手にも愛用されています。

弾み:△ 球持ち:◎ 打球感:柔らかめで木材的

[STIGA]サイバーシェイプカーボン

https://shop.mingles.jp/SHOP/6140.html

 [STIGA]サイバーシェイプカーボンはユニークな形状が目を引く多角形ラケットです。2021年の世界選手権で準優勝を果たしたトルルス・モーレゴード選手が愛用していることでも話題のこちらのラケットは、伝統的な丸い形にとらわれない革新的な一本。従来のSTIGA製品と比較して、打撃エリアがシェークハンドで約11%、ペンホルダーで約9%も大きくなっています。スイートスポットと呼ばれるラケットの中でも弾みが強いエリアも拡張されており、最適なストロークとコントロールが期待できます。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め

[Butterfly]張本智和インナーフォース ALC

https://shop.mingles.jp/SHOP/745.html

 [Butterfly]張本智和インナーフォース ALCは男子日本代表の張本智和選手が愛用している本人使用モデルです。張本選手とButterflyが共同開発したラケットで、適度な弾みと「ボールをつかむ感覚」を持つ『インナーフォース レイヤー ALC』をベースにしており、ブレードサイズをわずかに大きく設計されています。ボールを持つような感覚に優れており、張本選手の前陣での超攻撃的な両ハンドプレーを支える一本です。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:木材的だが硬め

[YASAKA]馬林エキストラスペシャル

https://shop.mingles.jp/SHOP/942.html

 [YASAKA]馬林エキストラスペシャルは7枚合板でハードな打球感と高い反発力が魅力のラケットです。中国出身でオリンピック3種目制覇を達成した馬林選手が使用していた「馬林エキストラオフェンシブ」のバランス力も残しつつ、弾みをパワーアップさせた1本。オーバーミスが多くて悩んでいる選手などには最適のラケットとなっています。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め

[TIBHAR]VSアンリミテッド

https://shop.mingles.jp/SHOP/4721.html

 [TIBHAR]VSアンリミテッドはアウターにアラミドカーボンを使用したラケット。6大会連続でオリンピックに出場し、現在でも現役で活躍するベラルーシ出身のブラディミル・サムソノフ選手が使用しているモデルです。攻守のバランスが優れており、弾みも魅力。ラリータイプだけでなく、パワードライブタイプに最適な性能になっています。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め、特殊素材感強め

[andro]GAUZY SL OFF

https://shop.mingles.jp/SHOP/638.html

 [andro]GAUZY SL OFFはフランス出身の“ファンタジスタ”、シモン・ゴーズィ選手とandroが共同開発したラケットです。黒檀の表面材により、威力のあるボールを生み出し、豪快なプレーを実現。コントロール性能も高く、高次元で狙ったコースを突くプレーが可能になっています。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:木材ラケットの中では硬め

[XIOM]アイスクリーム AZX

https://shop.mingles.jp/SHOP/1657.html

 [XIOM]アイスクリーム AZXはブレードの両面に異なる特殊素材を組み込んだXIOM独自のスーパーハイブリッドラケットです。両面に異なる素材が使用されているので、それぞれの素材の感触や打球感、弾みの違いを感じることができるのが特徴です。小気味いい球離れで軽快なドライブ連打を繰り出すことができる1本。インナータイプの[XIOM]アイスクリーム AZXiもあるので、好みに合わせて選ぶことも可能です。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め

シェークハンド カットマン型向けのラケット

[STIGA]ディフェンシブプロ

https://shop.mingles.jp/SHOP/637.html

 [STIGA]ディフェンシブプロは安定感と攻撃性が両立されているカットマン用ラケットです。インナーカーボンが搭載されているのでカットの抑えが効きやすく、カットスピードに強弱をつけながら、鋭い攻撃も出せる一本となっています。日本を代表するカットマンも愛用しているギアです。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:普通、特殊素材感は弱め

[Butterfly]ダイオードV

https://shop.mingles.jp/SHOP/744.html

 [Butterfly]ダイオードVは回転量の多いカットと、威力のあるドライブを可能にするラケットです。木材で構成された5枚合板なので従来のカット用ラケットよりも弾みやすく、重量感のある攻撃をしたい人やカット型の人におすすめの1本です。定価7,700円(税込)とリーズナブルな価格帯なのも魅力的な製品です。

弾み:○ 球持ち:◎ 打球感:少し硬め

[DONIC]デフプレイ センゾー

https://shop.mingles.jp/SHOP/1341.html

 [DONIC]デフプレイ センゾーは守備重視のカットマンの為に作られたラケットです。空洞が大きいセンゾー V3を採用しているので軽量に作られているため、女性でも使いやすい1本。反撃時に振りぬきたい方やスウィングスピードをあげたい方、重めのラバーを貼りたい方にもおすすめです。弾みが抑えられているため、回転をかけやすく、コントロールも抜群です。

弾み:× 球持ち:◎ 打球感:柔らかめ

[VICTAS]松下浩二

https://shop.mingles.jp/SHOP/2427.html

 [VICTAS]松下浩二は元日本代表で全日本4回優勝、世界銅メダリストの松下浩二氏が自ら開発に関わり、現役時代に使用していたラケットを上回る性能を出すことに成功したラケットです。カットの変化とコントロールに優れ、攻撃時には木材の合板特性で弾みを生むことができる1本です。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:柔らかめ

[Nittaku]剛力スーパーカット

https://shop.mingles.jp/SHOP/1899.html

 [Nittaku]剛力スーパーカットは数多くの日本代表選手などを育てた有名な指導者が監修したラケットです。剛力と同じ合板構成で、独特のしなりを持つ重量級のブレードはコントロール抜群の鋭いカットボールを生み出します。非常に重く、硬い打球感が特徴のカット用ラケットなので、相手の強打に負けない使用感を味わうことができるオンリーワンの性能を持つ1本です。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:硬め

シェークハンド カットマン初心者向けのラケット

[VICTAS]スワットキッズ

https://shop.mingles.jp/SHOP/4219.html

 [VICTAS]スワットキッズは発売当初から高い人気を誇る『スワット』シリーズをキッズ用として作られたラケットです。ラケットのグリップ部分と打球面が小さく、子供でも握りやすいのが特徴です。子供向けに重量も軽く作られており、弾みがいいので小さな子供でもボールを簡単に飛ばすことができます。パワフルなドライブや攻撃で攻め込みたい選手におすすめの1本です。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:普通

[DARKER]バンビ

https://shop.mingles.jp/SHOP/6344.html

 [DARKER]バンビはコンパクトなブレード&細身のグリップ設計で、子供でも振り抜きやすいキッズモデルです。5 枚合板のラケットなので、初歩の技術習得にも最適。小学校低学年の小さな子供でも握れるようなサイズのラケットで重量も軽いので、早い段階から卓球を始めるような選手におすすめの一本です。

弾み:× 球持ち:◎ 打球感:柔らかめ

[STIGA]オールラウンドエボリューション

https://shop.mingles.jp/SHOP/1511.html

 [STIGA]オールラウンドエボリューションは打球感とほど良い弾みとコントロール性能のバランスが人気のベストセラーラケットです。スウェーデン製ラケットならではの心地よい打球感が特徴で、初心者から上級者まで使いやすい1本です。日本のトップ選手でも愛用する選手が多く、生涯使うことができるようなラケットになっています。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:柔らかめ

[Butterfly]エクスターV

https://shop.mingles.jp/SHOP/3508.html

 [Butterfly]エクスターVは打球のコントロールのしやすさを重視し、適度な弾みを備えた入門用モデルです。正しいスイングを身につけたり、回転をかける感覚を養ったりと、これから卓球の基本技術を学ぼうという選手におすすめです。値段も定価3,850円(税込)と卓球を始めるのにお手頃なのもうれしいポイントです。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:柔らかめ

日本式ペンホルダー攻撃型向けのラケット

[Butterfly]サイプレスG-MAX

https://shop.mingles.jp/SHOP/705.html

 [Butterfly]サイプレスG-MAXは厳選された最高級木曽檜を使用した単板ラケットです。ブレードの厚みが10㎜と非常に厚く、唯一無二の威力と吸い付くような打球感を実現。上級者向けの1本となっています。

弾み:◎ 球持ち:○ 打球感:特殊

[VICTAS]ダイナム10.5 (角型)

https://shop.mingles.jp/SHOP/4222.html

 [VICTAS]ダイナム10.5 (角型)は厳選された木曾檜単板を使用したラケットです。ブレードの幅は10.5㎜と他の単板ラケットと比べて最も分厚く、打球スピードは単板史上最速級。上級者も唸る1本です。

弾み:◎ 球持ち:○ 打球感:特殊

中国式ペンホルダー攻撃型向けのラケット

[STIGA]ダイナスティカーボン

https://shop.mingles.jp/SHOP/636.html

 [STIGA]ダイナスティカーボンはアウターカーボンが搭載されたラケットで、中国出身の許昕が使用するモデルです。ボールの威力を出すことはもちろん、木材の打球感の良さを残し、細かい技術とのバランスが取れたラケットです。STIGA独自の加工技術「TeXtreme +」によりスイートスポットが広く、操作性も抜群。創造性豊かなプレーと繊細な感覚を実現したい選手におすすめの1本です。

弾み:○ 球持ち:△ 打球感:硬め、特殊素材感強め

[Butterfly]ビスカリア – CS

https://shop.mingles.jp/SHOP/6206.html

 [Butterfly]ビスカリア – CSは名作『ビスカリア』の中国式ペングリップタイプのラケットです。日本製ながら本場中国でも高い人気を誇るモデルで、高い弾みとしなやかさを併せ持つアリレートカーボンを搭載。攻撃の威力と使いやすさ、どちらも妥協できないという選手におすすめの1本です。

弾み:◎ 球持ち:△ 打球感:硬め、特殊素材感強め

ペンホルダー前陣速攻型向けのラケット

[DARKER]アクアブレード速攻型

https://shop.mingles.jp/SHOP/2769.html

 [DARKER]アクアブレード速攻型は前陣速攻から中陣ドライブまで、ペンの領域を最大限に生かせるオールラウンドラケットです。7枚合板の構造に徹底的にこだわって作られており、バランスの良さが魅力。表ソフトラバーと非常に相性がいいのも特徴の1つ。コントロール性に優れていながらも、スマッシュの際の速いボールも出しやすい万能型のラケットです。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:柔らかめ

ペン粒型向けのラケット

[Nittaku]バイオリン C

https://shop.mingles.jp/SHOP/1929.html

 [Nittaku]バイオリン Cは独特な“しなり”が魅力の中国式ペンモデルです。弾みは抑えながらも弦楽器製法による広いスイートエリアと心地よい打球感があり、粒高ラバーを貼るのに適したラケットとなっています。インパクト時の反発力が高く、ボールをつかんで弾く独特な打球感が特徴。初心者から上級者まで幅広く使えるラケットですが、特に守備型の選手におすすめの1本です。

弾み:△ 球持ち:○ 打球感:硬め

[Butterfly]ガレイディアリボルバーR

https://shop.mingles.jp/SHOP/699.html

 [Butterfly]ガレイディアリボルバーRは特殊素材アリレートカーボン特有の使いやすさを生かした反転用ラケットです。アリレートカーボンを搭載していることで、軽量でありながら適度な弾みを持ち、ドライブやブロックなど前陣での攻守に適しています。表ソフトの球離れの良さを引き立たせるラケットなので、表ソフトの反対面に粒高ラバーを貼って変化プレーをしてもよし、裏ソフトラバーで裏面打法をすることにも最適の1本です。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:硬め、特殊素材感強め

ペンホルダー初心者向けのラケット

[Nittaku]サナリオンR

https://shop.mingles.jp/SHOP/1930.html

[Nittaku]サナリオンC

https://shop.mingles.jp/SHOP/1931.html

 [Nittaku]サナリオンは弾みとコントロールを使いやすいバランスで実現したペンホルダー用のラケットです。適度な弾みが特徴の万能型モデルで、日本式ペンホルダー用のサナリオンRと中国式ペンホルダー用のサナリオンCがあります。定価も5,500円(税込)とリーズナブルなので初心者でも手を出しやすい1本です。

弾み:× 球持ち:○ 打球感:柔らかめ

[Butterfly]SKカーボン – CS

https://shop.mingles.jp/SHOP/704.html

 [Butterfly]SKカーボン – CSはカーボン「TAMCA5000」が攻撃力をもたらし、薄めで軽いブレードが優れた操作性を実現する中国式ペンラケットです。定価が8,580円(税込)とカーボンが搭載されたラケットとしてはリーズナブルなので、初心者や始めたばかりの初級者にもおすすめ。純木材ラケットから特殊素材ラケットへ移行したい選手にはうれしい1本です。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:普通

[YASAKA]武蔵V

https://shop.mingles.jp/SHOP/1703.html

 [YASAKA]武蔵Vは使いやすさを最重視した角型9㎜の単板ラケットです。コントロールもよくドライブ攻撃にも優れているので、日本式ペンホルダーの基礎技術を学ぶ最初の一本に最適です。

弾み:○ 球持ち:○ 打球感:単板

【まとめ】プレースタイルやレベルに合わせたラケット選びが大切

 いかがでしたでしょうか。今回は男子日本代表・森薗政崇選手によるラケットの解説や、卓球用具マニア・細井悠太氏とミングルス編集部が選ぶおすすめラケット30選をランキング形式で紹介していきました。

 ラケットの種類で見ても「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2つに大きく分けられ、そこからさらに「フレア」や「ストレート」などに細分化されていくなど、たくさんの種類があることが分かりました。

 また、板構成や素材によってもラケットの特徴が大きく異なり、プレースタイルや戦型によってマッチするラケットも変わってきます。この記事を参考に、ぜひ自分に合う理想のラケットを選んでみてください!

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